本格的な蕎麦が味わえるそば店が富士市にもたくさんありますが、今回は石坂で手打ちそばを味わえる「蕎麦富士」さんを紹介します。
創業30年以上の歴史あるお店は雰囲気もどこか懐かしく落ち着きます。
カウンターに10席程度、座敷は6人座れるテーブル4つ程なので決して大きくないですが、お蕎麦は絶品の名店です。
蕎麦富士の住所・駐車場はあるのか?
蕎麦富士は東名高速道路の側道沿い(南)に面していて周りは住宅街であることから少しわかりにくい場所にあります。住所は下記です。
静岡県富士市石坂174−6
富士市南方面から向かうとすると、大渕街道をあがって行き石坂上の信号を左に曲がると200 M ぐらいです。(東名高速道路の側道をくぐらず左に曲がる)
北方面から向かうと、石坂上の信号を右に曲がります(東名高速道路の側道をくぐって右に曲がる)
お店はパッと見た感じでは普通の家のように見えるので初めて行く場合は通り過ぎてしまう人も多いため、信号を曲がってからはゆっくり進んでください。
お店を見つけると、店前に細い道があってその細い道の先に専用駐車場が用意されています。(10台以上は停められる)
営業時間は通常11時からで木曜定休。
ランチタイムが11時から14時半で特に12時台は混み合うことも多く、車を停めるのに時間がかかることもありますのでご注意下さい。
12時から1時位がピークで、1時を超えてから行くと待たずにすんなり座れることが多いですが、2時近くになると他のお客さんの状況や仕込んだ蕎麦の量によってお店を閉めてしまうこともありますので、お昼時でもあまり遅くならないよう気をつけて行くのがポイントです。
蕎麦富士の1番人気のメニューは? おすすめは?
蕎麦富士ではご主人が毎日、粉から手打ちそばを作っています。
従ってコシがありツルツルと喉越しも良いのが特徴で、すごくそばの風味も感じることができます。
機械で作ったそばとは違って少しだけ太さが違ったり、長さが違うのもほっこりします(^^ゞ
また、そばつゆも高級な本節を使用するというこだわりで風味もあり出汁が効いていてとても美味しく足しげく通うファンも多いです。
そんな蕎麦富士の中で1番の人気メニューは箱天そばです。
箱天そばとは、漆塗りの箱の中に天ぷらとざる蕎麦が入っている蕎麦富士の名物。
他のおそば屋さんで言えば天ぷらせいろという感じですね。
手打ちのおそばと揚げたての天ぷらはベストマッチで、最後のそば湯まで堪能すれば「美味しいそばを食べた」という満足感がありますよ。
箱天そばに限らず全体的に、おそばも天ぷらもボリュームがあって普通のサイズでも男性のお腹も満たされる量があるのも魅力です。
箱天そば以外のおすすめは?
箱天そば以外にも下記は特におすすめです。
- 大きなエビがのった「大海老てんおろし」
- そばとうどんの両方を楽しめる「相もり」
- 天ぷらを卵でとじた「天ぷら玉子とじ」
- 野菜の天ぷらが豊富な「野菜天せいろ」
- シンプルの極み「もりそば」
おそば・つゆ・具材までこだわりが詰まったものばかりですから何を食べても間違いないです。
またランチだけの限定のセットメニューは値段もリーズナブルでおすすめです。
天丼セットやカツ丼セットはご飯ものとお蕎麦が揃う贅沢な一品です。
お蕎麦屋さん特有の美味しい出汁の効いたつゆを使った親子丼・カレー南蛮も根強いファンが多く、お子さんからおじいちゃん・おばあちゃんまで幅広い世代が一緒に楽しめるお蕎麦は1人でもファミリーで行ってもいいですね。
ちなみに私も蕎麦富士さんには月に1,2回は行くファンですが、友人や両親が富士に来た時にも必ずと言っていいほど連れていきます。
お蕎麦のテイクアウトはできるのか?
蕎麦富士ではお願いすればお蕎麦のテイクアウトも可能です。
テイクアウトできるメニューは限られていると思いますが、1番人気の箱天は天ぷらとざるそばと分けることで持ち帰ることもできます。
ただし、お店が混んでいると時間がかかるのでテイクアウトしたい場合は先に予約しておくのが確実ですね。
また毎年、大晦日には年越しそばを頼む人も多く、おうちで本格的なそばを味わえるので年末にテイクアウトを頼むのはかなりおすすめです。
年越しそばは天ぷらもテイクアウトができ、スーパーで買う天ぷらよりはるかにボリュームもありますから同じ年越し蕎麦でも豪華さが違いますよ。
私もここ何年も大晦日は「蕎麦富士」さんで年越しそばを購入していて、年末にテレビを見ながら蕎麦を食べる瞬間を1年の最後の楽しみにしています。
なお、蕎麦富士さんは年越しそばもあまり宣伝はしてなく、受付開始の時期は毎年不明(たぶん決まりがない)ですし、注文はインターネットではできず電話注文だけです。
電話番号 0545-53-1990
それでも取りに行くと、次々に取りにくる人が来店しますので、知っている人は毎年頼むのでしょうね。
そんな蕎麦の名店の蕎麦富士。あなたも1度挑戦してみては?