忙しい人必見!ロボット掃除機の選び方とおすすめモデル【PR】
ルンバi2を愛用中だけど、そろそろワンランク上のロボット掃除機にステップアップしたい…そんなあなたに今回紹介するのがDreame L10s Plus SEです。最近話題のこのモデル、実際に私が使ってみて、高性能・高コスパで「次の一台」にピッタリだと感じました!そこで本記事では、ルンバi2とルンバ コンボ エッセンシャル ロボット (以下、Combo Essential) という2つのルンバ製品と、Dreame L10s Plus SEの3機種を比較しながら、清掃力やスマート機能、メンテナンス性、価格、口コミまで詳しく解説します。ルンバi2ユーザーが感じるであろう疑問や不安も踏まえつつ、「コスパ重視の選択としてL10sはアリ!」と思える理由を探っていきましょう。

目次
3機種の特徴とスペック比較
まずは今回取り上げる3機種の主要スペックを一覧表でまとめました。それぞれの強みと弱みがひと目で分かるようにしています。
| 機種名 | Dreame L10s Plus SE | ルンバ i2 | ルンバ Combo Essential |
| 清掃方式 | 吸引+水拭き両用(2枚モップ搭載) | 吸引のみ(床拭き非対応) | 吸引+水拭き両用(モップパッド式) |
| 吸引力 | 最大6500Pa | 公称値未公開(600シリーズ比10倍の吸引力) | 公称値未公開(「パワフル吸引」を搭載) |
| メインブラシ | ゴム製ローラーブラシ×1(毛絡みしにくい) | ゴム製デュアルブラシ×2(毛絡み防止) | V字型ブラシ×1(毛が絡みやすい傾向) |
| カーペット対応 | 自動検知・モップリフト対応(最大7mm) | カーペットブースト機能あり※(※ゴミ検知機能で集中的に清掃) | カーペット自動回避なし(要手動対応) |
| ナビゲーション | LDSレーザー+3Dセンサー(高速正確マッピング) | フロアトラッキングセンサー(規則正しい直線清掃) | ジャイロ+各種センサー(スマートナビゲーション) |
| 間取りマッピング | 〇(最大4階分マップ記憶、部屋ごと設定可) | △(掃除結果をClean Mapで確認のみ) | △(清掃経路を記憶するが地図保存や部屋指定は不可) |
| 障害物回避 | 高精度3D障害物回避(小物も認識) | 赤外線センサー+バンパー(衝突しながら回避) | 赤外線センサー+バンパー(衝突しながら回避) |
| アプリ連携 | Dreamehomeアプリ(禁煙エリア・清掃エリア指定、吸引力・水量調整、スケジュール、音声アシスタント対応) | iRobot Homeアプリ(遠隔起動、スケジュール、清掃履歴マップ確認、Braava連携) | iRobot Homeアプリ(吸引力3段階、水量3段階調整、スケジュール) |
| 自動充電&再開 | ○(バッテリー残量低下時に充電→中断箇所から再開) | ○(自動充電・再開対応) | △(自動充電のみで再開は手動) |
| 集塵ステーション | 付属(4L紙パック式、約90日分のゴミ収納) | 付属なし(本体ダスト容器0.35Lを手動廃棄、水洗い可) | 付属なし(本体ダスト容器0.35L+水タンク一体型) |
| 水拭き機能 | デュアル回転モップ(圧着式で汚れを擦り落とす) | なし | マイクロファイバーモップパッド(取り付け式) |
| 本体サイズ | 直径350×高さ97mm / 重さ3.74kg | 直径340×高さ94mm程度 / 重さ3.2kg前後(推定) | 直径342×高さ87mm / 重さ2.8kg |
| バッテリー | 5200mAh(最長約150分稼働) | 最長約90分稼働(公式未公表) | 最長約120分稼働 |
| Amazon実売価格(2025年4月) | 約55,000円前後(参考価格84,800円) | 約30,000~35,000円前後(定価39,800円) | 約30,000円前後(定価39,300円) |
※価格は変動しますが、記事執筆時点のAmazon販売価格の目安です。
表からも分かるように、Dreame L10s Plus SEは一見高級機に見えて実は価格帯も抑えめでありながら、吸引力・水拭き・自動ゴミ収集・高度なマッピング機能など全部入りのモデルです。一方、ルンバi2とCombo Essentialは価格こそ手頃ですが、それぞれ得意不得意がハッキリしています。以下では、主要観点ごとに3機種の違いをもう少し詳しく見ていきましょう。
清掃性能:吸引力と床拭き能力の違い
掃除機能としてまず注目すべきは吸引力です。ロボット掃除機の吸引力は一般的に「Pa(パスカル)」で示されますが、Dreame L10s Plus SEはなんと6500Paという非常にパワフルな性能を誇ります。平均3000Pa前後とされる中で6500Paは圧倒的で、カーペットに絡んだ細かなゴミまでしっかり吸引できるレベルです。加えて、吸引口には全てゴム製の「フローティングラバーブラシ」を採用しており、ゴミをかき出しつつ髪の毛の絡まりも防ぐ設計です。ペットの毛や長い髪が巻き付いて掃除力低下…といった事態を減らし、お手入れの手間も軽減してくれます。
一方のルンバi2も、公称Pa値こそ非公開ですが、その吸引力は旧600シリーズ比で10倍に強化されています。iRobot独自のAeroForce3段階クリーニングシステムにより、ゴミをかき出し・浮き上がらせ・強力に吸引する仕組みで、同社上位機種と同等のパワフルさを実現しています。特にデュアルアクション式のゴム製ブラシ2本はルンバシリーズの代名詞とも言える存在で、互いに逆回転しながらゴミを掻き集めることで大きなゴミも取り逃さず、しかもブラシ自体に髪の毛が絡みにくい構造になっています。そのため毛の絡まりによる性能低下が起きにくく、手入れも簡単と評価されています。
ではCombo Essentialの清掃力はどうかというと、“吸引+水拭きの両方ができるお手軽モデル”という位置づけです。吸引力の数値は非公開ですが、エッジブラシ+V字メインブラシ+吸引モーター+モップの「4段階クリーニングシステム」を搭載し、「高い吸引力」をうたっています。床の隅や壁際のホコリもかき出し、散らかりがちな床を毎日きれいに保てるとのことです。実際に「思ったよりホコリを綺麗に取ってくれてびっくりした」という初めて使ったユーザーの声もあり、基本的なゴミ取り性能は合格点と言えそうです。
しかし、細部を見ればCombo Essentialのブラシはゴム製ではなく1本ブラシのため、長い毛が絡まりやすい点は注意が必要です。実際、使用者からも「髪の毛が絡みやすいのが惜しい」という指摘があります。一方のルンバi2は前述の通りデュアルゴムブラシで毛絡み耐性◎なので、ペットや長い髪のあるご家庭ではi2以上のモデルに軍配が上がるでしょう。
床拭き(モッピング)機能については、3機種で大きな差が出るポイントです。ルンバi2は床拭き非対応なので比較対象外ですが、Dreame L10s Plus SEとCombo Essentialはいずれも水拭き可能な2-in-1ロボットです。ただしその方式と性能が大きく異なります。
- Dreame L10s Plus SE:本体に300mlの水タンクを内蔵し、底面に取り付けられた2枚の円形モップパッドを高速回転させながら圧をかけて床を拭く「DuoScrub水拭きシステム」を採用しています。回転モップによる摩擦で床の汚れをしっかり擦り落とすため、飲みこぼしの跡など頑固な汚れも落とせるのが強みです。水拭きと吸引を同時に行うこともでき、一度の走行で掃除機がけ+雑巾がけを両立します。さらに特筆すべきはカーペット検知センサーとモップリフト機能です。L10s Plus SEは超音波で床材を見分け、カーペットに乗り上げる前にモップ部分を最大7mm持ち上げてくれるので、カーペットを濡らさずに掃除機能のみで清掃を続行できます。毛足が長め(3mm超)のカーペットについては、アプリ上で「水拭き禁止エリア」に設定して回避も可能。要するに、フローリングとカーペットが混在する家でも安心して自動モップ掛けを任せられる設計になっています。
- ルンバ Combo Essential:こちらは着脱式のモッププレート&パッドで水拭きを行います。本体に小型の給水タンク(約80ml)を備え、セットしたパッドに少しずつ水を供給しながら走行する仕組みです。L10sのようなモップ自体の回転機構はなく、ロボットが動くことでパッドを引きずり、床表面を拭き取るオーソドックスな方式です。一回の充電で約120分稼働できるので、その間に掃除機がけと水拭きを同時進行でこなします。日常的なホコリの拭き取りや皮脂汚れの除去には十分役立ち、「1回で掃除機がけと拭き掃除が完了するので便利」という声もあります。ただし構造上モップパッドに強い圧力がかかるわけではないため、こびりついた汚れの完全除去はやや苦手です。また、カーペットを自動で避けたりモップを持ち上げたりする機能はありません。床全面を掃除させると絨毯の上も濡らしてしまう恐れがあるため、必要に応じてモップ未装着で掃除→モップ装着してフローリング部分のみ掃除、といったエリア分け運用が求められるでしょう。
まとめると、清掃性能の総合力はL10s Plus SEが頭一つ抜けています。吸引力の強さとモップ機能の本格さで他をリードし、特にフローリングの皮脂汚れからカーペット奥のホコリまで1台で対応できるのが大きな魅力です。ルンバi2はモップこそ無いものの吸引掃除能力は確かで、価格帯以上のパワフルさと毛絡みしにくさで安定した清掃力を発揮します。Combo Essentialは「一度に吸引+水拭きできる手軽さ」が光るものの、絶対的な吸引力やモップの圧は上位機に及ばず、毎日の軽い掃除を自動化する用途にマッチした性能と言えます。
マッピングとスマート機能:賢さの違いに注目
ロボット掃除機を賢く使いこなすには、マッピング能力やスマート機能も重要です。家の間取りをしっかり把握できれば効率的なルートでムラなく掃除できますし、スマホ連携や音声操作が充実していれば日々の使い勝手が向上します。それぞれの機種の“頭の良さ”を比較してみましょう。
ナビゲーション・マッピング性能
- Dreame L10s Plus SEは最新モデルらしく、レーザーSLAM(LDS)による高精度マッピング機能を備えています。メーカー独自の「PathFinderナビゲーション技術」により、短時間で正確に家の間取りをスキャンし、最適な清掃ルートを計画可能です。実際、無駄なくスマートに清掃してくれると評価されており、走行パターンにも定評があります。さらに複数フロアのマップを最大4枚まで保存でき、2階建て・3階建ての住居でも各階のレイアウトを記憶して掃除に活かせます。これはルンバの上位モデルでいう「Imprintスマートマッピング」に近い機能で、各フロアごとに別々の清掃設定を登録しておくことも可能です。また、L10s Plus SEには3D赤外線センサーによる障害物検知システム(3DAdapt)も搭載されています。これによりスリッパやオモチャなど床に置かれた小物をリアルタイムで識別し、ぶつからずに巧みに回避してくれます。障害物周囲も丁寧に掃除して掃除し残しを極力減らす賢さも持ち合わせており、実際に使ったレビューでも「必要な性能を備えた全体的に優秀なロボット」と太鼓判が押されています。
- ルンバi2はカメラ搭載の上位機種(i7やj7シリーズ)とは異なり、見た目はシンプルですが内部に各種センサーを駆使したスマートな頭脳を持っています。床走行の要となるのが底面のフロアトラッキングセンサーで、これは光学マウスのように移動距離と方向を正確に把握するものです。このおかげで、カメラなしでも部屋の形に沿って直線的でムダのない清掃パターンを実現しており、従来のランダム走行型とは一線を画す規則正しい動きを見せます。実際、広い面積でも同じ場所を何度も往復せず効率的に掃除でき、「掃除中に次にどこへ行くか予測がつくので避けやすい」という声もあります。暗所でも問題なく動作するため、夜間にスケジュール設定して朝起きたら床ピカピカ…なんて使い方も可能です。また、i2には「リアクティブセンサー」という独自機能もあります。これは本体上部への圧力を感知するセンサーで、例えば低いソファ下など高さ制限のある場所に無理に潜り込んでスタックする事態を防止してくれます。段差センサー(落下防止)や赤外線バンパーももちろん搭載。壁や家具には軽く接触しつつ回避する挙動ですが、衝突の衝撃は小さく抑えられています。全体として、i2のナビ性能は「上位機種と同等レベルまで進化した」と評価されるほどで、前世代エントリーモデルのe5に比べ格段に効率アップしています。
- Combo Essentialも低価格モデルながら「スマートナビゲーションで無駄なく清掃」とうたわれています。具体的な方式は公表されていませんが、実際の走行を見ると一定の幅で走行→折り返しを繰り返すような規則的パターンで部屋をカバーします。おそらくi2と同様にジャイロセンサーや走行距離センサーを使って直線走行を行い、ランダム走行ではない効率的な掃除を実現しているのでしょう。床に散らばった障害物に関しては、基本的にバンパーに当たって検知→方向転換で回避します。ユーザーレビューでも「障害物にドンと当たって向きを変えていた」という報告があり、最新AI搭載機のように手前でスッと避けることはできませんが、これは価格相応とも言えます。また階段からの落下防止センサーなど基本的な安全装置はもちろん備わっています。総合すると、Combo Essentialのナビ性能は「最低限は賢く、凝ったことはしない」**印象です。真っ暗な中での掃除も問題なくできますし、家具の下にも潜り込んで掃除可能。ただし後述のとおり地図を保存して活用…といった高度機能はありません。
スマホアプリ・連携機能
3機種ともスマホ連携に対応しており、それぞれ専用アプリから操作・設定が行えます。搭載機能には違いがありますが、共通して遠隔操作やスケジュール設定ができるので、外出先から掃除を開始したり、留守中に自動で掃除させたりといったことが可能です。
- L10s Plus SEのDreamehomeアプリでは、清掃モード(吸引のみ・水拭き併用など)や吸引力、水量の細かな設定、さらには特定エリアの重点掃除や立入禁止エリアの指定もできます。生成された高精度マップ上で部屋ごとに区切って名前を付けたり、それぞれの部屋で別々の清掃強度・方法をカスタマイズすることも可能です。例えば「キッチンは毎日モップ掛け、リビングは隔日でOK」や「玄関マット周辺は吸引2回実施」など、自宅環境に合わせた細かな指示が出せるのは嬉しいポイントです。また、消耗品(フィルターやブラシ類)の交換時期も通知してくれるなど、痒いところに手が届く設計になっています。さらにAlexaやGoogleアシスタントと連携すれば音声コントロールにも対応し、「OKグーグル、掃除を開始して」の一言で動かせる手軽さです。
- ルンバi2のiRobot Homeアプリでも、初期セットアップから掃除開始/一時停止、スケジュール設定まで一通りの操作が可能です。掃除完了後にはClean Mapレポートとして、どのエリアを清掃したかを地図で確認できます。ただしi2自体にマップ記憶機能はなく、部屋の名前を登録したり特定の部屋だけ選んで掃除させることはできません。実は上位モデルのルンバi3との唯一の違いが「部屋指定清掃の有無」であり、i2は「行けるところはすべて掃除」というシンプル仕様なのです。そのためバーチャルウォール(物理的な見えない壁)を使うかドアを閉めるなどしない限り、アクセスできる範囲は全部回ってしまいます。アプリ上でも「進入禁止エリア」の設定機能はありません。とはいえ「シンプル操作で十分」というユーザーも多く、実際「掃除除外箇所の指定ができない点以外は上位機種と同じでコスパが良い」とのレビューも寄せられています。なおi2はスマートスピーカー連携も可能で、AlexaやGoogleに話しかけて起動・停止させることができます(部屋指定は不可)。加えてBraava jet m6という床拭き専用ロボットとの連携にも対応しており、i2の掃除完了後に自動でブラーバを起動させるといった協調動作も設定できます。水拭き機能がないi2ですが、この連携を使えば実質的に吸引→水拭きの自動リレーが実現します。
- Combo EssentialのiRobot Homeアプリも基本的な遠隔操作・スケジュール設定は同じです。こちらの場合、吸引力3段階・水量3段階の調整機能が搭載されています。例えば「今日は静かに掃除したいから吸引弱+水量多め」や「しっかり掃除したいから吸引強+水量普通」といった具合に、状況に合わせてクリーニングモードを選択できます。設定自体はシンプルなので難しいことはありません。ただ、やはり地図を保存してエリア管理といった高度な操作には非対応です。実際使っている方の声でも「設定に戸惑うことはあったが、必要最低限の機能が厳選されていてシンプル」とのことで、いい意味で迷う余地がないアプリと言えそうです。音声アシスタントにも対応しており、声でスタート/ストップ指示を出すことも可能です。Combo Essentialはより手軽さ重視のため、アプリ機能も割り切って「掃除開始/終了」「モード設定」あたりに絞られている印象です。
自動充電・再開とその他の賢い機能
ロボット掃除機の便利機能として忘れてはならないのが「自動充電&清掃再開」です。掃除途中でバッテリーが減ってくると一旦ドック(ホームベース)に戻って充電し、再び途中から掃除を再開する機能ですが、これはL10s Plus SEとルンバi2が対応しています。特にL10sはマップ機能があるので正確に中断地点から再開してくれますし、i2も直前まで掃除していたエリアを把握しているので最後までやり遂げる賢さがあります。実際、i2のユーザーからも「自動でホームベースに戻り、充電後に続きから掃除してくれるのが助かる」との声があります。一方、Combo Essentialは自動再開非対応です。バッテリー容量は十分大きいので普通の間取りなら1回で掃除し切れますが、万一途中でバッテリー切れになった場合、充電後に手動で再度掃除を開始する必要**があります。このあたりもコスト削減の一環でしょう。
その他、ルンバ独自の「ゴミ検知センサー(ダートディテクト)」はi2とCombo Essentialに搭載されています。これは床が特に汚れている場所を感知するとその場で集中的に念入り掃除する機能で、例えば玄関マット周辺などは入念に往復して掃除してくれます。実際i2でもゴミセンサーが反応すると吸引を強化しながらスポット清掃する様子が見られます。一方L10s Plus SEにも類似の機能があるかは明記されていませんが、アプリで特定エリアの2回清掃を指定できるため、結果的に同様の効果を手動設定できます。
総合すると、「より高度なスマート機能まで使い倒したいならL10s Plus SEが群を抜いて優秀」です。細かい部屋指定や禁忌エリア設定、マルチフロア管理など、まさにハイエンド機並みの賢さで家中をコントロールできます。ルンバi2はマップをユーザー操作できない分シンプルですが、逆に「難しいことは考えずボタン一つで全域掃除してほしい」場合には扱いやすいモデルです。Combo Essentialは余計な機能を省いて価格を抑えた分、操作もシンプルで、初めてロボット掃除機を使う人や機械が苦手なシニア層にも向いています。
メンテナンス性:お手入れのラクさ比較
どんなロボット掃除機でも、ゴミ捨てやブラシ清掃などのメンテナンスは定期的に必要です。ここでは各機種のお手入れのしやすさや、日々の使い勝手に影響する部分を比べます。
ゴミ捨ての手間
Dreame L10s Plus SE最大の魅力の一つが、自動ゴミ収集ステーション付きであることです。付属のベースステーション(充電ドック)は内部に4Lの使い捨てダストバッグを備えており、本体が戻るたびにロボット内のゴミを吸引して溜めておいてくれます。公式には「最大90日分のホコリを収納」できる容量とされ、実際3ヶ月間ほぼゴミ捨て不要という解放感があります。紙パックは取り出す際に口が自動で閉まる仕組みで埃が舞い散らない**工夫も◎。花粉症の時期などでも安心です。ユーザーからも「本当にゴミ捨ての手間が激減する」と好評で、一度この楽さを経験すると手放せません。強いて言えば、ゴミ収集時にステーションが短時間「ゴオーッ」という大きめの音を立てますが、数秒で終わるので筆者的には許容範囲でした。
ルンバi2とCombo Essentialは共に自動ゴミ収集非対応ですので、ロボット本体内のダストボックスを手動で取り外してゴミを捨てる必要があります。ルンバi2のダスト容器容量は約0.4Lで、水洗い可能な設計です。ゴミ捨て自体はフタを開けて中身を捨てるだけで簡単、さらに水洗いOKなので定期的に洗浄して清潔に保てるのが利点です。実際「ダスト容器が水洗いできるので衛生的」との評価もあります。またi2は紙パック代がかからないのでランニングコスト的にも◎ですね。ただしゴミ満量になる前にこまめに捨ててあげないと吸引力低下につながるため、使い方にもよりますが毎日~数日に1回はゴミ捨てが発生します。i2はエントリーモデルゆえここは割り切るしかない部分です。
Combo Essentialのダストボックス容量も約0.35Lとi2と同程度ですが、ひとつ特徴的なのは水タンクと一体構造になっている点です。つまりゴミと水拭き用の水を隣り合わせで内蔵している形で、これによるメリット・デメリットがあります。メリットとしてはスペース効率が良く本体がコンパクトになることですが、デメリットとして「ダストボックス自体を水洗いできない」ことがあります(内部に電子部品やポンプがあるため)。そのためゴミ捨て後に容器内にホコリが多少残っても丸洗いできず、ブラシなどで掻き出す必要があります。また「使い続けるうちにゴミ箱周りが少し汚れてくる」という指摘もあり、水とゴミが近い構造ゆえのお手入れ難易度は若干高めです。使用後は残った水を捨ててタンクを乾かすことも推奨されます。以上より、Combo Essentialはゴミ捨て頻度自体はi2と同程度ですが、お手入れのラクさではi2に一歩譲る印象です。
ブラシやモップのお手入れ
清掃性能の項で触れた通り、ブラシ設計が毛絡みに強いかどうかはメンテナンス性に直結します。ここでもL10s Plus SEとルンバi2はゴム製ブラシ採用で有利です。髪の毛やペットの毛が絡まりにくいため、頻繁にハサミでカットしたり引きちぎったりといった面倒が激減します。ルンバi2ユーザーからは「ゴム製ブラシは優秀で髪の毛が絡まず手入れしやすい」との声が多数上がっており、公式でも「特殊形状によりブラシにゴミが絡まりません」と謳われています。実際にはゼロとはいかないまでも、週1回ブラシを外して端に巻き付いた毛を取り除けば十分維持できるレベルです。Dreame L10s Plus SEも同様に、ブラシ1本体制ではありますが毛絡み耐性の高い設計で、ペットオーナーからもおおむね良好な評価を得ています。
Combo Essentialのブラシお手入れ頻度は他より多めになる可能性があります。従来型の1本ブラシ+毛付きブレードですので、どうしても長い毛や糸くずが絡まりやすく、適宜取り外してハサミでカット除去が必要です。製品付属のブラシクリーナーツールなどを活用すると良いでしょう。もっともこの点は旧式ルンバ(600シリーズ等)でも同様でしたので、「昔ながらの手間」と割り切れる方も多いかもしれません。
モップ関連のメンテナンスについては、L10sとCombo Essentialで少し違いがあります。L10s Plus SEの回転モップパッドは着脱式(2枚)で洗濯機洗い可能です。汚れたら取り外して洗えば繰り返し使えるので経済的ですが、裏を返せばユーザー自身で洗う手間は発生します。毎回ではないにせよ、数回に一度は外して乾燥させたり洗ったりが必要でしょう。またL10s Plus SEの場合、モップを持ち上げて帰還するとはいえステーション上でモップが湿ったままになることがあります。長時間放置すると嫌な臭いの原因にもなるため、可能であれば使用後にモップを外して干すといったケアがおすすめです。
Combo Essentialのモップパッドも同じく布製で洗って繰り返し使えます。こちらは1枚きりなので洗い替えがあると便利かもしれません。L10sほどモップが高湿状態になることは少ないですが、やはり定期的に洗濯・乾燥させて清潔を保つ必要があります。また水タンク一体型ゆえに長期間使わない場合はタンク内を乾燥させておくなど、カビ対策にも気を配りましょう。
その他メンテナンス要素
消耗品の交換時期は、L10s Plus SEではアプリが通知してくれるので親切です。ルンバi2/Combo Essentialでもアプリ上でブラシやフィルターの使用状況を確認できます。概ねフィルターは半年~1年、サイドブラシも1年程度が交換目安です。ルンバシリーズは交換部品が入手しやすい(互換品も多い)のが利点で、ブラシやフィルターも比較的安価です。Dreameも公式サイトや通販で消耗品セットが購入できます。
また、動作音も日常使いに影響しますが、ルンバi2とCombo Essentialは一般的なロボット掃除機並み(約60~65dB程度)で、L10s Plus SEもパワフルながら静音モードも備えます。i2のユーザーからは「想像していたより音が大きかった」という声もありましたが、こればかりは個人差ですね。夜中に動かすのでなければ日中は気にならないレベルという意見が多いです。
総合的に見ると、メンテナンス性は「自動ゴミ収集」のあるL10s Plus SEが群を抜いて楽です。毎回のゴミ捨てが不要になる恩恵は大きく、忙しい方や掃除機のゴミに触れたくない方にとって魅力でしょう。ルンバi2はその都度手動で捨てる手間はあるものの、構造がシンプルゆえにお手入れしやすく故障リスクも低いという安心感があります。Combo Essentialは水拭き機能付きのぶんお手入れ箇所がやや増える印象で、「ラクさ」で言えば中間といったところです。ただ3万円台で吸引・水拭き両用機が手に入ることを考えれば、多少の手間は折り込み済みとも言えます。
価格とコスパ:驚きの高機能モデルがこの値段!?
最後に価格面を比較しましょう。日本国内の実売価格(主にAmazon)を基準にすると、前述の表の通り2025年4月時点ではDreame L10s Plus SEが約5.5万円、ルンバi2が3~3.5万円、Combo Essentialも約3万円前後となっています。それぞれ発売当初の価格はL10sが84,800円(税込希望小売)、i2が39,800円、Combo Essentialが39,300円でしたが、現在では値下がりやセールによりかなりお求めやすくなっています。
コストパフォーマンスという観点で見ると、単純な価格の安さではルンバi2やCombo Essentialが有利です。特にi2はセール時に3万円を切ることもあり、ロボット掃除機入門として「この値段でルンバが買えるの!?」と驚かれるモデルです。実際「エントリーモデルなのに高機能」と評判で、多くのユーザーが「この価格帯で十分すぎる働き」に満足しています。
Combo Essentialも発売時から「4万円を切る普及価格モデル」として注目を集めました。水拭き対応ルンバとしては初の低価格帯ということもあり、という評価があります。実売約3万円は確かに魅力ですが、前述のとおり性能面では上位モデルに及ばない点も多いため、ロボット掃除機として必要十分な機能に絞って価格を抑えたシンプル機という位置づけです。言い換えれば「物足りなくなったら上位機種への乗り換え前提」の入門機とも言えます。
その点、L10s Plus SEは最初から必要なものが全部入りなので、買い替えサイクルを考えるとむしろお得かもしれません。ルンバi2ユーザーがこのあとさらに自動ゴミ収集付きや水拭き付きの機種に買い替えると考えると、いずれ追加出費が発生します。最初からL10sにしておけば長く満足して使い続けられる可能性が高く、結果的に費用対効果で勝るケースもありそうです。
実際の口コミ・評価:ユーザーは何と言ってる?
スペックや機能の比較だけでなく、実際に使っている人の口コミも気になるところです。それぞれ代表的な声をピックアップしてみましょう。
Dreame L10s Plus SEの口コミ
- 総じて高評価が多い
・「掃除の手間から解放された」「床がツルツルになる」「子どもの食べこぼし跡もしっかり落とせる」など、清掃力の高さを実感する声が目立つ。
・とくに自動ゴミ収集機能について「3ヶ月間ゴミ捨て不要で感動」「紙パック式で埃が舞いにくいのがありがたい」との声が多い。 - 場所や音に関する注意点
・「ステーションが大きめで置き場所に困る」という意見が一部。
・「ゴミ収集時の音がやや大きい」ものの、短時間なので許容範囲としているユーザーが多い。 - 総評
・「日本での知名度はルンバほど高くないが、機能・性能には大満足」という声が目立つ。
・「価格以上の価値がある」との口コミが多数で、購入後の満足度はかなり高め。
ルンバ i2の口コミ
- コスパに対する高評価
・「この価格でこの性能なら文句なし」「ロボット掃除機入門に最適」という声が多い。
・「上位機種並みの吸引力とゴム製ブラシで毛絡みが少ない」など、基本掃除性能への高評価が目立つ。 - シンプルゆえの不便も
・「マッピング機能がなく、掃除禁止エリアをアプリで設定できないのが残念」という意見が散見される。
・「音が想像より大きい」という指摘があるが、「日中なら問題なし」という人も多い。 - メンテナンス面
・「ダスト容器が水洗いできるので清潔に保ちやすい」と好評。
・「ゴミ捨てを毎回手動でする必要はあるが、慣れれば苦にならない」などの声も。 - 総評
・「シンプルにボタン一つで家じゅうを掃除してくれるのがいい」
・「エントリーモデルでも十分すぎる働き」と高い満足度が伺える。
ルンバ Combo Essentialの口コミ
- 「吸引+水拭き」手軽さが好評
・「1台で吸引と拭き掃除ができるので、毎日サッと掃除できて便利」
・「留守中にセットしておけばホコリを一掃してくれる」と生活改善を実感する声あり。 - 性能面で物足りないという意見も
・「こびりついた汚れは落としきれないことがある」「吸い残しが気になる」との辛口レビューも一部。
・「モップとゴミ箱が一体型でお手入れの手間がやや面倒」という指摘も。 - 価格とのバランス
・「この価格で吸引と床拭きまでできるのはありがたい」という人ほど満足度が高い。
・「高性能機に近い働きを期待すると物足りなく感じる場合もある」ため、ライトユーザー向けとの意見が多い。 - 総評
・「エントリー機でありながら水拭き機能が付いたシンプル&低価格なロボット掃除機」
・「初めてロボット掃除機を導入した人が“想像以上に便利”と評価している」印象。
まとめ:ルンバi2からのステップアップにL10s Plus SEはアリ!
最後に、ルンバi2ユーザーが感じるであろう疑問に答える形で結論を述べたいと思います。ずばり、Dreame L10s Plus SEは「コスパ重視のステップアップ機」として大いに魅力的です。その理由をもう一度整理してみましょう。
- 清掃力◎&多機能:ルンバi2がすでに高い清掃力を持つとはいえ、L10s Plus SEの6500Pa吸引+モップのコンボは段違いです。カーペット上の微細ゴミからフローリングの皮脂汚れまで1台で対応でき、掃除の質がワンランクアップします。しかも自動でゴミ収集&90日間ゴミ捨て不要なので、i2では毎週やっていたゴミ捨ても劇的に減ります。これは忙しい方には何よりのメリットでしょう。
- スマートさ◎:ルンバi2のシンプルさも魅力でしたが、「もっと細かくエリア指定したい」「2階も地図で管理したい」と思ったことはありませんか?L10s Plus SEならその希望が全部叶います。高度なレーザーマッピングで家全体を見える化し、部屋ごとにきめ細かな掃除設定が可能です。障害物回避も利口なので、i2ではたまにコードを巻きこみも減るでしょう。
- コストパフォーマンス◎:そして最大のポイントはここです。これだけ盛り込んで実売5万円台という価格設定は、他社高機能モデルと比べても驚異的なコスパです。ルンバi2から乗り換える場合、確かに一時的な出費は増えます。しかし、将来「ゴミ収集付きが欲しい」「水拭きもやりたい」となって買い増すより、今まとめて手に入れる方がトータルでは安く済むかもしれません。実際、L10s Plus SEは機能の割に価格が抑えられているため、「価格以上の価値がある」と言えます。
もちろん、ルンバブランドの信頼性やサポート体制を重視するならiRobot製品を選び続ける安心感もありますし、最新のルンバ上位機種にはAIカメラによる高度回避などL10sにない機能も存在します。しかし「限られた予算でベストな掃除体験を得たい」という観点では、Dreame L10s Plus SEは非常に有力な選択肢です。
ルンバi2からのステップアップ機として、L10s Plus SEは大いに“アリ”!です。ぜひこの機会に、家事負担をグッと減らせるハイコスパなロボット掃除機への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
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