9月のシルバーウィークが終わると、次に気になるのが10月の連休です。
結論から書くと、2026年のスポーツの日は10月12日(月)。10月10日(土)・11日(日)とつながって3連休になります。
この記事では日付だけでなく、「なぜ毎年変わるのか」「なぜ体育の日から名前が変わったのか」「2020年と2021年だけ7月だったのはなぜか」まで、内閣府が公開している公式データをもとに整理しました。

スポーツの日2026は10月12日(月)|10月10日からの3連休
内閣府が公開している「国民の祝日」の公式データには、2026年10月12日「スポーツの日」と明記されています。
| 日付 | 曜日 | 内容 |
|---|---|---|
| 10月10日 | 土 | 週休 |
| 10月11日 | 日 | 週休 |
| 10月12日 | 月 | スポーツの日(国民の祝日) |
土曜・日曜・月曜とつながるので、カレンダーどおりに休める人は3連休です。
9月の5連休(シルバーウィーク)ほどの長さはありませんが、10月は気候が安定していて、紅葉にも運動会にも動きやすい時期です。9月の連休についてはシルバーウィーク2026は9月19日〜23日の5連休|11年ぶりになった理由と、次にいつ来るかでまとめています。

なぜ毎年日付が変わる?「10月の第2月曜日」というルール
スポーツの日は、日付が固定されていません。祝日法(国民の祝日に関する法律)で 「10月の第2月曜日」 と決められているためです。
だから毎年、10月8日から10月14日のあいだを動きます。そして必ず月曜日なので、スポーツの日は毎年かならず3連休になるという性質があります。「今年は連休にならないかも」と心配する必要がない、数少ない祝日です。
法律上の趣旨は次のように書かれています。
スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う。
同じ秋の祝日でも、秋分の日は毎年の天文計算で日付が決まるという別の仕組みです(→秋のお彼岸2026は9月20日〜26日|中日は秋分の日9月23日、日付を決めているのは国立天文台)。「月曜固定」と「天文計算」で決まり方がまったく違うのは、並べてみると面白いところです。
- 出典: 内閣府 国民の祝日について

「体育の日」から「スポーツの日」へ|2020年に変わった理由
いまの40代以上には「体育の日」のほうが馴染みがあると思います。名前が変わったのは比較的最近です。
- 2018年(平成30年)6月20日: 国民の祝日に関する法律が改正
- 2020年(令和2年)1月1日: 施行され、「体育の日」が「スポーツの日」になった
名称だけでなく、祝日の趣旨も書き換えられました。旧「体育の日」は「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」でしたが、現在は前の章で引用したとおり「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培う」が加わっています。
変更の理由として説明されているのは、「体育」より「スポーツ」のほうが意味が広く、自発的に楽しむことを含んでいるという点です。「体育」は学校教育の科目を連想させますが、「スポーツ」は観る・支える・応援するも含みます。趣旨に「他者を尊重する精神」が入ったのも、その方向の変更です。
1998年の改正で「10月10日固定」ではなくなった
もうひとつ、名前より前に変わっていたものがあります。日付です。
体育の日はもともと10月10日で固定の祝日でした。これを動かしたのが1998年(平成10年)の祝日法改正で、2000年(平成12年)から「10月の第2月曜日」に変わっています。いわゆるハッピーマンデー制度です。
土日と祝日をつなげて3連休を作り、余暇を過ごしやすくするのが狙いでした。成人の日と海の日も同じタイミングで月曜に移されています。
この改正があったことで、10月10日そのものはふつうの平日になりうるようになりました。2026年もまさにそうで、10月10日は土曜日、祝日は12日です。「体育の日=10月10日」という記憶で予定を立てると2日ずれるので、ここは注意しておきたいところです。
つまりスポーツの日には、日付の変更(1998年改正・2000年施行)と名称の変更(2018年改正・2020年施行)という、20年あいだの空いた2段階の改正が入っている、ということになります。
もとをたどると1964年の東京オリンピック
そもそもの由来は、1964年(昭和39年)10月10日に行われた東京オリンピックの開会式です。この日を記念して、1966年(昭和41年) に「体育の日」が国民の祝日として制定されました。
開会式に10月10日が選ばれたのは、秋晴れになりやすい日だからと言われています。いわゆる「晴れの特異日」という説明で広く知られている話です。ただしこの「特異日」という呼び方については統計的な扱いに議論もあるので、通説として受け止めておくのがよさそうです。

2020年と2021年だけ7月だったのはなぜ?
カレンダーを振り返ると、2020年と2021年のスポーツの日は10月ではありません。この2年だけ7月に移動しています。
内閣府の公式データから、実際の日付を並べるとこうなります。
| 年 | 日付 | 名称 |
|---|---|---|
| 2018年 | 10月8日 | 体育の日 |
| 2019年 | 10月14日 | 体育の日(スポーツの日) |
| 2020年 | 7月24日 | スポーツの日 |
| 2021年 | 7月23日 | スポーツの日 |
| 2022年 | 10月10日 | スポーツの日 |
| 2023年 | 10月9日 | スポーツの日 |
| 2024年 | 10月14日 | スポーツの日 |
| 2025年 | 10月13日 | スポーツの日 |
| 2026年 | 10月12日 | スポーツの日 |
| 2027年 | 10月11日 | スポーツの日 |
理由は東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う特別措置です。開会式にあわせて祝日を移動させ、交通の混雑を緩和する狙いがありました。2020年は大会が延期されたため、祝日だけが7月24日に残る形になっています。
これはその年限りの措置なので、2022年からは「10月の第2月曜日」に戻っています。ルールそのものが変わったわけではありません。
なお2019年の欄が「体育の日(スポーツの日)」という書き方になっているのは、改正法の施行前で名称が切り替わる途中だったためです。

次に10月10日が「スポーツの日」になるのは2033年
由来の日である10月10日と、実際の祝日が重なる年はそう多くありません。
「10月の第2月曜日」が10月10日と一致するのは、10月1日が日曜日の年だけ。実際に計算すると、今後は次の年が該当します。
- 2033年
- 2039年
- 2044年
- 2050年
直近では2022年が10月10日でした。つまり次に「10月10日がスポーツの日」になるのは2033年で、11年後です。
今後10年ぶんを並べると、こうなります。
| 年 | スポーツの日 |
|---|---|
| 2026年 | 10月12日 |
| 2027年 | 10月11日 |
| 2028年 | 10月9日 |
| 2029年 | 10月8日 |
| 2030年 | 10月14日 |
| 2031年 | 10月13日 |
| 2032年 | 10月11日 |
| 2033年 | 10月10日 |
| 2034年 | 10月9日 |
| 2035年 | 10月8日 |
10月8日から14日のあいだを、曜日の巡りに合わせて行ったり来たりしているのが分かります。

有給1日で4連休に|2026年に残る連休はあと2回
有給の当て方
2026年のスポーツの日は月曜なので、前後どちらに有給を当てても連休が伸びます。
| 有給を取る日 | 休みになる期間 | 連休 |
|---|---|---|
| 10月9日(金) | 10月9日〜12日 | 4連休 |
| 10月13日(火) | 10月10日〜13日 | 4連休 |
| 10月9日と13日の2日 | 10月9日〜13日 | 5連休 |
金曜を取るか火曜を取るかは、行き先で決めるのが合理的です。金曜を足せば混雑前に動けますし、火曜を足せば連休最終日の渋滞を避けて帰れます。
2026年に残る祝日はあと2つ
内閣府の公式データで2026年の祝日を確認すると、スポーツの日のあとに残っているのは次の2つだけです。
- 11月3日(火)文化の日 … 単独の祝日。11月2日(月)に有給を取れば10月31日〜11月3日の4連休
- 11月23日(月)勤労感謝の日 … 11月21日(土)〜23日(月)の3連休
そして12月に祝日はありません。つまり2026年の連休は、10月12日・11月3日・11月23日で打ち止めです。年末の休みは各自の年末年始休暇に委ねられます。
秋の予定を立てるなら、この3回をどう使うかを先に決めておくと動きやすいと思います。9月の5連休で贈りものを済ませた方は、敬老の日2026は9月21日|5連休のど真ん中で「贈り方」が変わる年、予算の目安と選び方もあわせてどうぞ。

まとめ
- 2026年のスポーツの日は10月12日(月)。10月10日(土)からの3連休
- 日付は祝日法で「10月の第2月曜日」と決まっているため毎年変わる。必ず月曜なので毎年かならず3連休
- 2020年1月1日施行の改正法で「体育の日」から「スポーツの日」へ。「体育」より広く、自発的に楽しむ意味を持たせるため
- もとは1964年の東京オリンピック開会式(10月10日)。1966年に体育の日として制定された
- 2020年・2021年だけ7月だったのは五輪に伴う特別措置。2022年から10月に戻っている
- 由来の10月10日と祝日が重なる次の年は2033年
- 有給1日(10月9日か13日)で4連休に。2026年に残る祝日は11月3日と11月23日の2つだけ
※ 本記事の日付は内閣府が公開している「国民の祝日」の公式データに基づいています(2026年9月19日時点)。

