
石川県の航空自衛隊小松基地で開かれる「小松基地航空祭」。2026年(令和8年)は9月27日(日)に開催されます。
この記事でいちばんお伝えしたいのが、駐車場の確保方法です。小松基地航空祭の専用駐車場は、なんと小松市のふるさと納税の返礼品として提供されています。当日ふらっと車で行って停める、という形ではありません。
しかも、この申込には2026年9月13日(日)という締切があります。航空祭当日(9月27日)の2週間前です。「当日でいいや」と思っていると、そもそも申し込む機会そのものが終わってしまうんですね。
この記事では、その駐車場のしくみと締切、対象となる駐車場と寄附金額、シャトルバス、電車で行く場合のアクセス、そしてブルーインパルスの飛行予定まで、公式情報をもとにまとめました。
小松基地航空祭2026の開催日程・時間は?
まずは基本情報です。
- 開催日: 2026年9月27日(日)
- 一般開放: 8:30〜15:00
- 会場: 航空自衛隊 小松基地(石川県小松市)
- 入場料: 無料
- 事前申し込み: 不要
小松基地航空祭は、例年10万人以上が訪れる北陸随一の航空イベントです。入場そのものは無料で、手続きなしに誰でも行くことができます。
ただし入場時には手荷物検査が実施されます。 混雑する時間帯はゲートに列ができるので、時間には余裕を持って向かいましょう。また、天候によっては内容の変更や中止もありえます。
抽選や事前応募は必要?→2026年は不要
「小松基地航空祭って抽選じゃなかった?」と記憶している方もいると思います。これは正しい記憶です。
小松基地航空祭は2022年に、事前抽選で当選した方のみが入場できる形式で開催された年がありました。 当ブログでも当時、小松基地航空祭2022の抽選応募についての記事を書いています。
ですが2026年は事前申し込み不要で、抽選もありません。 どなたでもそのまま来場できます。当時の記憶のまま「応募しないと入れないのでは」と身構える必要はないので、安心して予定を立ててくださいね。
一方で、抽選がないぶん当日の来場者数は多くなります。そこで問題になるのが、次に説明する駐車場です。
駐車場はふるさと納税で確保!締切は9月13日

ここが2026年の小松基地航空祭でいちばん重要なポイントです。
小松基地航空祭の専用駐車場は、小松市のふるさと納税の返礼品という形で提供されています。 つまり、当日現地で駐車場を探すのではなく、事前にふるさと納税を通じて駐車券を確保しておくしくみです。
### 申込期間と条件
- 受付期間: 2026年6月24日(水)9時〜9月13日(日)
- 申込できるのは市外の方のみ(小松市民は対象外)
締切の9月13日は、航空祭当日の2週間前です。この日を過ぎると申し込めません。
### 対象の駐車場と寄附金額
| 駐車場 | 台数・寄附金額 | 駐車可能時間 |
|---|---|---|
| スカイパークこまつ翼(日末町や1番地1) | 280台/29,000円、100台/40,000円、50台/32,000円 | 4時〜16時 |
| スカイパークこまつ共生の丘(浮柳町甲6番地) | 100台/60,000円 → 完売 | 4時〜15時 |
| 梯川ボートハウス(小島町ヲ32番地1) | 30台/28,000円 → 完売 | 6時〜16時30分 |
出典: 小松市公式ホームページ
この記事の執筆時点で、スカイパークこまつ共生の丘と梯川ボートハウスはすでに完売しています。 残っているのはスカイパークこまつ翼の枠ですが、こちらも締切前に埋まる可能性は十分にあります。
なお返礼品には駐車券だけでなく、九谷焼のはしおきセットや小松基地グッズ、卵せんべいなどが付くセットもあります。 地元の名産品もあわせて受け取れる形ですね。
在庫状況は日々動くので、検討している方は小松市の公式ホームページで最新の空き状況を必ず確認してください。
### ふるさと納税を使わない場合は?
「そこまでして車で行かなくても」という方も多いと思います。公式にも、駐車場には限りがあるためシャトルバスや公共交通機関を利用するよう案内されています。 車以外の選択肢を前提に計画するのが現実的です。
シャトルバスと当日のアクセス

シャトルバスについては、「スカイパークこまつ翼」の敷地内に小松基地佐美門(さみもん)シャトルバスのりばが設置される予定です。
注意点として、シャトルバスの利用には別途乗車券が必要です。 ふるさと納税の駐車券にバス代が含まれているわけではないので、そこは分けて考えておきましょう。また、梯川ボートハウスからはシャトルバスの運行がありません。
電車で向かう場合、最寄り駅はJR北陸本線の小松駅です。ただし小松駅から会場までは徒歩約55分(約4.0km)あります。
これはかなりの距離です。松島基地航空祭が矢本駅から徒歩15分であることを考えると、小松は「駅から歩ける」とは言いにくい立地といえます。当日は小松駅からのシャトルバスや路線バスの案内が出ることが多いので、駅に着いてから慌てないよう、事前に交通手段を調べておくのが安心です。
歩く選択をする場合も、往復で2時間近くを見込むことになります。航空祭は会場内でも長時間立って過ごすことになるので、歩きやすい靴と水分は必須です。
ブルーインパルスの飛行はある?
小松基地航空祭2026では、ブルーインパルスの飛行展示が予定されています。
ブルーインパルスは毎年度、どのイベントに出演するかがあらかじめ決められています。2026年度の飛行スケジュールは2026年3月3日に決定・公表され、そのなかに小松基地航空祭への来演も含まれています。
ただし、具体的な飛行開始時刻や詳細なプログラムはまだ発表されていません。 例年、詳細は開催直前の発表になります。天候によっては飛行の内容が変更されたり、中止になったりすることもあるので、当日朝までは小松基地の公式発表をチェックしておきましょう。
なお基地によってはブルーインパルスが来ない年もあります。当ブログでは小松基地航空祭のブルーインパルス飛行時間についての過去記事や、三沢基地航空祭のブルーインパルスについての記事もまとめていますので、他の基地も検討している方は参考にしてみてください。
小松基地航空祭の見どころは?F-35AとF-15がそろう基地

ブルーインパルス以外の見どころも押さえておきましょう。小松基地は戦闘機部隊が集まる基地で、航空祭では所属機の飛行展示が行われます。
小松基地に所属しているのは、第303飛行隊(ドラゴン)、第306飛行隊(イヌワシ)、そして飛行教導群です。 注目したいのが、第303飛行隊が2025年4月からF-35Aの配備を始めているという点です。 これにより、小松基地ではF-35AとF-15の両方を見ることができます。
そして小松ならではといえるのが、飛行教導群のアグレッサー機です。 アグレッサーとは訓練で仮想敵役を務める部隊のことで、機体には独特の識別塗装が施されています。この塗装は定期的に変更されるため、「今の姿」を見られるのはその時期だけ。航空ファンにとっては貴重な撮影機会になります。
2025年の航空祭では、朝8:20〜8:40ごろに複数のF-15による大編隊のオープニングフライトが行われ、F-35AとF-15のコラボフライトも実施されました。 2026年のプログラム詳細はまだ発表されていませんが、同様の内容が期待できそうです。
オープニングフライトは開場直後の時間帯に行われることが多いので、朝いちばんから会場に入っておくのがおすすめです。駐車場やシャトルバスの所要時間を考えると、逆算してかなり早い出発になりますね。
前日予行と台風シーズンの注意点

航空祭のもうひとつの楽しみが、前日に行われる予行飛行です。2026年の場合、前日は9月26日(土)にあたります。
例年、航空祭に参加する機体は本番前に飛行の確認を行うため、この日に基地周辺で航空機の姿を見られることがあります。本番より人が少なく、基地の外のいろいろな場所から狙えるため、写真を撮りたい方には前日を選ぶという手もあります。
ただし予行飛行は一般向けのプログラムとして公式に案内されるものではありません。 実施の有無も時間も事前には公表されず、天候や運用の都合で変わります。「見られたらラッキー」という位置づけで考えるのが正解です。
そしてもうひとつ、9月下旬という時期ならではの注意点が台風です。小松基地航空祭は過去にも、台風の接近で開催が危ぶまれた年がありました。 当ブログでも小松基地航空祭2022が台風14号で中止になるか調べた記事を書いています。
遠方から向かう方、宿を取る方はとくに、開催1週間前くらいから天気予報と公式発表をこまめに確認しておくと安心です。ふるさと納税で駐車場を確保した場合も、荒天時の扱いについては小松市の案内を確認しておきましょう。
まとめ
小松基地航空祭2026について、大事なポイントをまとめます。
- 開催は2026年9月27日(日)、一般開放は8:30〜15:00。入場無料
- 事前申し込み・抽選は不要。2022年のような抽選制ではない
- ブルーインパルスの飛行展示あり(時刻は発表待ち)
- 専用駐車場はふるさと納税の返礼品。申込締切は2026年9月13日(日)、市外の方のみ対象
- 執筆時点でスカイパークこまつ共生の丘と梯川ボートハウスは完売。残りはスカイパークこまつ翼の枠
- シャトルバスのりばはスカイパークこまつ翼の敷地内。乗車券は別途必要
- 電車の場合、JR小松駅から会場まで徒歩約55分(約4.0km)とかなり遠い
- 9月下旬は台風シーズン。天候情報の確認を忘れずに
駐車場に締切があるという点が、他の航空祭とは大きく違うところです。車で行くつもりの方は、まず9月13日をカレンダーに入れて、小松市の公式ホームページで空き状況を確認するところから始めてくださいね。

