丸亀製麺の「豚つけ汁うどん」を食べてきました。頼んだのは魚介のほう、濃厚魚介豚つけ汁うどんです。

食べながら気になったのが「これ、いつまでやってるんだろう」「3玉まで同じ値段って書いてあるけど、結局何玉頼むのが正解なんだろう」の2点でした。
調べてみると、この2つはどちらも公式サイトを見るだけでは答えが出ません。終了日は発表されていないですし、玉数の損得は前の年の価格と比べないと見えてこないからです。
この記事では、その2つに数字で答えを出します。
丸亀製麺「豚つけ汁うどん」2026はいつまで?【公式は終了日未発表】
先に結論を書きます。販売終了日は、2026年9月時点で公式に発表されていません。

発売は2026年9月2日(水)、全国の丸亀製麺で販売されています。 メニュー表には「期間限定」とだけあり、「◯月◯日まで」という記載がないタイプの商品です。
前の年は「10月下旬まで」だった
では見当がつかないのかというと、そうでもありません。この商品は前年にも登場しています。
2025年の「旨辛 豚つけ汁うどん」は9月9日発売、販売期間は10月下旬まででした。 つまり、およそ7週間の販売です。
2026年は9月2日発売なので、同じく7週間なら10月下旬。前年より1週間早く始まっている分、終わりも少し早い可能性があります。
もちろんこれは前年実績からの推測であって、公式の発表ではありません。ただ「秋のうどんメニューが切り替わるタイミングまで」という見方をすると、10月中に食べておけばまず間違いない、というのが現実的な結論です。
なぜ終了日が書かれていないのか
期間限定メニューで終了日が明示されないのは、丸亀製麺に限った話ではありません。原材料の確保状況や店舗ごとの売れ行きによって、予定より早く終わることも、逆に延びることもあるためです。日付を約束してしまうと、早期終売のときに「まだ期間内なのに食べられない」という事態になります。
裏を返すと、告知なしに終わる可能性があるということでもあります。前年の販売期間が7週間だったからといって、今年も同じとは限りません。
期間限定メニューの「いつまで」問題は他のチェーンでも同じで、モスのアボカドタコスバーガーの販売期間ややよい軒の冷汁を調べたときも、公式の終了日が出ないまま終売になるパターンがありました。食べたいと思った時が食べどきです。
旨辛と濃厚魚介の違いは「つけ汁の温度」|実食レビュー
2026年の豚つけ汁うどんは2種類あります。名前が似ていますが、中身の設計はかなり違います。
| 旨辛豚つけ汁うどん | 濃厚魚介豚つけ汁うどん | |
|---|---|---|
| 税込価格 | 990円 | 1,090円 |
| つけ汁 | 冷たい | 温かい |
| 味の方向 | 甘めのつけ汁+ラー油の辛さ | 魚介の香りと旨み |
| 麺 | 水で締めた冷たいうどん | 水で締めた冷たいうどん |
| 具 | 豚しゃぶ・小松菜ナムル | 豚しゃぶ・小松菜ナムル |
いちばん大きな違いはつけ汁の温度です。 旨辛は冷たいつけ汁なので全体が冷たい一杯、濃厚魚介は冷たい麺を温かいつけ汁につける、いわゆるつけ麺のスタイルになります。


写真を見てもらうと分かりやすいのですが、濃厚魚介のつけ汁は透き通っただしではありません。白濁していて、とろみがあります。魚介系のつけ麺のスープに近い見た目で、「濃厚」という商品名は誇張ではありません。
この見た目の通り、つけ汁は麺にしっかり絡みます。さらっとしただしに冷たい麺をくぐらせる「ぶっかけ」や「ざるうどん」とは、まったく別物と考えたほうがいいです。
今回頼んだのは1.5玉です。後述する価格の比較でいうと、ちょうど「前年並みの値段で食べられるライン」にあたります。
実際に濃厚魚介を食べてみると、この「冷たい麺 × 温かいつけ汁」の組み合わせが、9月の中途半端な気温にちょうどよく合います。まだ暑い日が残る時期に、冷たいうどんのコシはそのままで、口に入れるものは温かい。冷やしうどんでは物足りない、かといって温かいうどんは重い、という日の答えになっています。
具は店内仕込みの豚しゃぶと、ごま油が香る小松菜ナムル。 豚しゃぶがつけ汁の中ではなく麺と一緒に盛られているので、つけ汁の温度に影響されず、最後まで柔らかいまま食べられます。小松菜のナムルは箸休めというより、ごま油の香りでつけ汁の魚介感を押し上げる役回りでした。
丸亀製麺の期間限定うどんはシェイクうどんのような季節商品も含めて年々増えていますが、今回のように同じ商品名で温度違いの2択を出すのは珍しい設計です。
正直に言うと「ラーメンのつけ麺」に近い
ここは正直に書いておきます。味の方向性は、うどんというよりラーメンのつけ麺です。
白濁してとろみのあるつけ汁に、魚介の風味と豚の脂。この組み合わせは、うどん店のだしというより、つけ麺屋のスープの記憶に近いものでした。おいしいことはおいしいのですが、食べ終わったあとに「これならラーメン屋でつけ麺を食べてもいいかな」という感想が残りました。
これは欠点というより、誰に向くかの問題だと思います。
- つけ麺が好きな人にはハマる。冷たいうどんのコシとつけ麺のスープという、普段食べられない組み合わせになる
- 丸亀製麺に「うどんのだし」を求めて行く人は肩透かしを食らうかもしれない。かけ・ぶっかけの延長にある味ではない
- あっさり食べたい日には重い。魚介と豚の脂で、想像よりしっかりした味です
もし「うどんらしさ」を期待して行くなら、同じ冷たい麺でも通常のぶっかけうどんのほうが満足度は高いはずです。逆に、つけ麺のような一杯をうどんで食べてみたいという動機なら、期間限定のうちに試す価値があります。
旨辛と濃厚魚介、どっちを選ぶ?タイプ別の目安
100円差の2択で迷ったときの判断軸を整理しておきます。

濃厚魚介(1,090円)が向いている人
- まだ暑い日と涼しい日が混ざる時期に、温かいものも欲しい
- つけ麺が好きで、麺のコシとつけ汁の温度差を楽しみたい
- 辛いものが得意ではない
旨辛(990円)が向いている人
- 残暑が厳しく、全部冷たいほうがうれしい
- ラー油の辛さで食が進むタイプ
- 100円でも安いほうがいい(3玉頼むなら、この100円差は玉あたり33円の差になります)
迷ったら、気温で決めるのがいちばん外しません。最高気温が30度を超える日なら旨辛、25度前後まで下がってきたら濃厚魚介です。今年のように9月に入っても暑さが続く年は、9月前半は旨辛、10月に入ってからは濃厚魚介、という食べ分けもできます。販売が同時期なので、期間中に両方試せるのもこの2択のいいところです。
3玉まで同一価格は本当に得?2025年の並・大・得と比べて検証
さて、本題です。
2026年の豚つけ汁うどんは、麺の量を1玉・1.5玉・2玉・2.5玉・3玉の5パターンから選べて、どれを選んでも値段は変わりません。
これだけ聞くと太っ腹に見えますが、前の年と比べると評価が変わります。
2025年の「旨辛 豚つけ汁うどん」は、サイズ別に値段が違いました。並890円/大1,070円/得1,250円です。 丸亀製麺のサイズは公式の案内によると並=1玉、大=1.5玉、得=2玉なので、 玉数を揃えて並べるとこうなります。
| 麺量 | 2025年(サイズ別) | 2026年(3玉まで同一価格) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 1玉(並) | 890円 | 990円 | +100円 |
| 1.5玉(大) | 1,070円 | 990円 | −80円 |
| 2玉(得) | 1,250円 | 990円 | −260円 |
| 2.5玉 | 設定なし | 990円 | — |
| 3玉 | 設定なし | 990円 | — |
※比較はどちらも「旨辛」の税込価格。濃厚魚介は2026年で1,090円なので、上の表に100円ずつ足して考えてください。
見えてきたことが1つあります。1玉だけ頼むと、前の年より100円高いのです。
3玉まで同一価格というルールは、裏を返せば少なく食べる人が多く食べる人の分を負担している構造です。1.5玉でようやく前年並みかやや安くなり、2玉にして初めて260円はっきり得をする。
つまり「3玉まで同じ値段だからお得」という理解は半分正解で、1玉で頼むつもりの人にとっては値上げです。ここを知らずに並のつもりで頼むと、少し損をします。
何玉が正解?カロリー・食塩相当量から考える現実解
では2玉、いや3玉にすればいいのか。ここでカロリーを見ると、話は単純ではありません。

公式の栄養情報をもとにした数値では、濃厚魚介豚つけ汁うどんの玉数別はこうなっています。
| 麺量 | カロリー | 食塩相当量 |
|---|---|---|
| 1玉 | 819kcal | 8.3g |
| 1.5玉 | 957kcal | 9.1g |
| 2玉 | 1,094kcal | 9.8g |
| 2.5玉 | 1,232kcal | 10.6g |
| 3玉 | 1,369kcal | 11.4g |
旨辛のほうは1玉743kcal・食塩6.6gから、3玉で1,293kcal・食塩9.7gです。
注目したいのは食塩相当量のほうです。3玉にすると濃厚魚介は11.4g。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」が示す1日の目標量は男性7.5g未満・女性6.5g未満なので、1食で1日分を大きく超える計算になります。
もっとも、この数字はつけ汁を全部飲み干した場合の値です。つけ汁を残せば実際の摂取量はかなり下がります。つけ麺スタイルの商品なので、スープを飲み切らない前提で考えるのが現実的でしょう。
これらを踏まえた結論です。
- コスパだけを取るなら3玉(旨辛なら1玉あたり330円、濃厚魚介でも約363円)。ただし1,369kcal・食塩11.4gは覚悟がいる
- 損得と満腹感のバランスなら2玉。前年比260円得で、量も男性なら十分
- 1玉は割高。少食なら、うどん単品ではなく天ぷらと組み合わせるほうが満足度は上がる
個人的な着地点は1.5玉から2玉でした。3玉は「同じ値段だから」で選ぶと、後半は義務感で食べることになります。
注文前に知っておきたい3つのこと
1. 玉数は0.5刻みで選べる 1玉と2玉の間に1.5玉、2玉と3玉の間に2.5玉があります。 「2玉は多いかも」と思ったら1.5玉という逃げ道があるのは、地味に効きます。
2. 麺は冷たい前提 どちらのメニューも麺は水で締めた冷たいうどんです。 寒くなってきた日に「温かいうどんが食べたい」で選ぶと、想像と違うものが出てきます。温かさが欲しい人は濃厚魚介(つけ汁が温かい)を選んでください。
3. 販売状況は店舗で違うことがある 期間限定メニューは店舗によって取り扱いや在庫状況が異なる場合があります。確実に食べたいなら、公式サイトの店舗情報で確認してから出かけるのが安全です。特に終了間際は在庫の消化次第で先に終わる店舗が出るため、10月後半に狙うなら早い時間帯のほうが確実でしょう。
なお、持ち帰りができるかどうかは媒体によって記載が分かれています。つけ汁と麺を分けて提供する商品の性質上、店内飲食が前提と考えておいたほうが無難です。
もうひとつ、天ぷらとの組み合わせもおすすめです。今回は1.5玉に天ぷらを合わせましたが、「うどん単品だと物足りないけれど3玉は多い」という場合、玉数を増やすより天ぷらを1〜2品足したほうがバランスが取れます。天ぷらは別皿で提供されるので、つけ汁に浸して食べることもできます。
まとめ
丸亀製麺「豚つけ汁うどん」2026について、調べたことと食べたことをまとめます。
- いつまで: 公式の終了日発表なし。前年は9月9日〜10月下旬の約7週間だったため、10月下旬あたりが目安(推測)
- 2種類の違い: 旨辛=冷たいつけ汁990円、濃厚魚介=温かいつけ汁1,090円。麺はどちらも冷たい
- 3玉まで同一価格: 1玉なら前年比+100円で割高、1.5玉で前年並み、2玉で260円お得
- 何玉が正解か: コスパ最大は3玉だが食塩11.4g。現実解は1.5〜2玉(今回は1.5玉)
- 味の方向: うどんのだしというよりラーメンのつけ麺に近い。つけ麺好きには刺さるが、うどんらしさを求めるなら通常のぶっかけのほうが満足度は高い
2種類のどちらを選ぶかは、気温で決めるのが失敗しない方法です。暑い日は全部冷たい旨辛、涼しくなってきたら温かいつけ汁の濃厚魚介。100円の差より、その日の体感温度のほうが満足度を左右します。
「3玉まで同じ値段」というルールは、多く食べる人ほど得をする設計です。少なめに頼むつもりの人は、そのぶん割高になっていることだけ頭に入れて注文すると、後で損した気分になりません。
※価格・栄養成分・販売状況は2026年9月時点の情報です。最新の内容は丸亀製麺公式サイトでご確認ください。
参考にした情報
- 日本経済新聞「丸亀製麺、旨辛豚つけ汁うどんと濃厚魚介豚つけ汁うどんを販売開始」
- グルメ Watch「丸亀製麺、麺3玉まで同一料金!」
- 食品産業新聞社ニュースWEB(2025年商品の販売期間・価格)
- 農林水産省「食塩の取りすぎに注意」(食事摂取基準2025年版の目標量)


